Space Players

バスケットボール界のスター、レブロン・ジェームズが本人役を務める、『SPACE JAM』のリブート作。映画会社のサーバーに吸い込まれたレブロンと息子のドンが、バックス・バニーらと協力し、バーチャル・ワールドの支配を企む悪者と対決する姿を、実写とアニメを融合して描く。

レブロンは息子にバスケをさせたい。息子はeスポーツゲームを作りたい。

そんな彼らがバーチャルの世界に迷い込んで、、、

結局は息子のやりたいことをやらせて、開花するみたいなところまでは観ていなくても予測できると思います。

日本でいうところの親の方が熱量高い野球親子を思い出させます。

「僕が本当にやりたいことは””なんだ!!」から

ひと悶着。

親子ドラマがあって。

子供才能を開花。

あるある展開です。

ただ、今の時代にeスポーツとリアルスポーツを融合させるあたり。

リアルの方を現役のスーパースターを使うなど。おもしろいです。

もう1つ僕が注目した部分を紹介させてください。

映画冒頭はレブロンの幼少期が描かれています。

友達にゲームボーイをもらい、ゲームに夢中になります。

結果、バスケの試合に負けます。

コーチからバスケで頂点に行きたいのではないかと諭され、レブロンはゴミ箱にゲームボーイを捨てます。

そして、レブロンはバスケ界のスーパースターへと駆け上がっていきます。

一方、レブロンの息子はバスケよりもゲームを作ることに興味があります。

子供ながらに、バスケのゲームを開発しています。

ゲームをやめて自分の好きなことを極めたレブロン。

ゲームを作って才能を開花させた息子。

この極端な2択というのが、僕はこの映画のいいメッセージだと思います。

ゴミ箱に捨てるという表現の仕方もいいですよね。

捨てるか。作るか。

この極端な2択じゃないにしても、「スマホやゲーム」との付き合い方はとても大事な問題だと思います。

この記事を書いた人

【代表】船田拓哉