昨日からの続きになります。
本題に入る前に、何年か前にネットで有名になった。
クリロナのなぜ笑うんだい?ってご存知ですか?https://www.youtube.com/watch?v=yXZ3v1qcSCs
URLを貼っておくので、ご覧ください。
日本の大人たちに対して、一生懸命やっているのに笑うことはない。とクリロナが言っています。
この時のポルトガル語で質問している少年が、先日の高校サッカーで優勝した山梨学院のメンバーらしいです!
すごいですね。
さあ、本題ですが。
サッカー界は何から話せばいいか困惑するほどに、すごいことになっていました。
第一の気づきは高校サッカーのユニフォームにブランドロゴが入っていたこと。これは以前からあったようですが、高校野球ではどこのブランドのユニフォームなのか、わからないようになっています。
高野連が大好きな言葉 「あくまでも教育の一貫」だから宣伝行為になることは極力避けるためでしょう。
ブランドロゴを皮切りに調べ始めた高校サッカー事情です。お付き合いください。
まず高校サッカーの世代。U18のサッカーのシステムをご紹介します。
何故、U18と表現しないといけないか。それは、高校のサッカー部以外にも、Jリーグのクラブチームが持つ、ユースチームが存在するからです。
ガンバ大阪ユースなど多くの日本を代表する選手を排出しています。
クラブのユースの方がレベルが高い。僕もそう思っている部分があり、なめてかかっていたらとんでもないことになっていました。
U18世代は高校は高校で。ユースはユースで各々、大会などを行います。
それと並行して、U18世代最強を決めるために高校とユース合わせてリーグ戦も行います。しかも、上からプレミアリーグ、プリンスリーグ、都道府県リーグに別れていて、プレミアリーグは東西それぞれ上位10チームずつの計20チームから構成されています。プレミアリーグはチームの所在地によってEASTとWESTに分かれています。EASTとWESTのリーグ1位同士がチャンピオンシップという決勝大会を行い、その試合に勝ったチームがその年の真の日本一となります。またEAST、WESTの各下位2チームの計4チームはプリンスリーグへと降格します。 プリンスリーグは全国を9つの地域に分けて各地域のチャンピオンを決定します。各地で上位に入ったチームはプレミアリーグ参戦権をかけた参入戦に進出し、次年度のプレミアリーグ参戦チームを決めます。またプレミアリーグ同様、プリンスリーグの下位チームは3部となる都道府県リーグへと降格します。 都道府県によってチーム数が異なるため、その中で1部、2部、3部など、複数のディヴィジョンに分かれて構成されます。1部の上位チームはプリンスリーグへの参戦権をかけた参入戦へ進出することができます。
もうすごくないですか?w
高校サッカーの選手権大会とは別で、並行して年間通してリーグ戦ですよ。
春夏秋とチャンスは3回。負けたら終わり!それが高校野球です。
高校野球でも部費や遠征費で親への負担が大きいことも問題点の一つでもあります。
そんな中、こんな全国をリーグ戦で飛び回らなければならない高校サッカーはもっとお金がかかりそう。そう思いませんでしたか?
これまたすごいんです。
高校サッカーにはスポンサーが付いているんです。
そのスポンサー企業が遠征費などを負担してくれます。
高校だけの大会ではまだ着用許可は出ていないですが、ユースとの混合の試合では企業名入りのユニフォームを着用します。
例えば、青森山田はJAL、市立船橋はマイナビ、京都橘はANA。
公立高校にもスポンサーですよ。信じられますか?
2020年はユースとの混合リーグは中止だったようですが、2019年のチャンピオンは名古屋グランパスユースを倒して、青森山田がU18最強チームとなったようです。
ちなみに青森山田は部員が185名いるそうなんですが、その中でチャンスも少ないしメンバー外の子達が可哀想って思いますよね。
高校野球だとベンチ入り20名。甲子園になると18名。ベンチ外はスタンドで応援。そこにまた、いろいろなドラマがあって、、といった感じですが。
サッカーは違います。
青森山田には3軍まで存在します。そして青森山田の2軍は1軍とは別でリーグに参加しています。プレミアリーグの1つ下のプリンスリーグ東北に参加して、プリンスリーグを制しちゃっていますww
つまり青森山田の二軍はベガルタ仙台やモンテディオ山形のU-18チームや、選手権8強の仙台育英高校より強いです。
しかも、このシステムは高校生年代のU18に止まらず、中学生年代のU15までこのようなシステムが存在します。その中でU15の優秀な選手は飛び級でU18でプレイすることが可能です。
青森山田を筆頭に強い高校サッカーチームは中高一貫であることが多く、中学生の頃から6年スパンで成長させていくようです。
野球でいうところの明徳義塾中学、高校のような感じかと思ったら大間違い。
青森山田高校は青森山田中学との中高一貫ですが、高校の傘下にクラブチームを持っている高校が多いです。
中学生が高校生に混じって練習をして、実力で勝ち取れば飛び級で高校生と試合に出ることができます。
帝京長岡高校はU6(幼稚園年代)からの一貫体制のクラブを持っています。
ヤバすぎませんか??
高校のサッカー部がクラブを持っているっていう感覚ですら、野球人からしたら驚愕なのに、、、U6 ??? 6!?幼稚園年代ですよ。
もういろいろ情報が多すぎるのと、システムの説明ばかりで
頭パンクしそうですね。
長くなってごめんなさい。
続きは次回にします。