まず大事なのが、陸上競技的速さと野球的速さは違うということです。
腕をしっかり振って、膝をしっかり上げて、きれいなフォーム。
27mの塁間(小学生は23m)を走るには必要ないです。
野球で速く走りたいならば、陸上的走法を練習するよりも野球に特化した走法を身につける必要があります。
世界最速の男ウサイン・ボルト。
100mを9.58秒。
どう考えてもえぐいw
陸上選手ですら、ごくごく一部の人がいい勝負できるぐらいで
大半の人は大差をつけられて、全く届かないです。
他のスポーツの選手なら尚更。
しかし!!!
塁間なら野球選手はいい勝負ができるどころか、勝つことができます。
世界最速の男に勝てる。
ボルトが9.58秒を出したレースの27m地点では3.402秒。
打ってから1塁到達が4秒を切るとかなり速いと言われています。
高校球児でも全国的に突出して速い選手は3.7台で走ります。
高校生がボルトとコンマいくつの勝負ができます。
1塁到達の計測タイムはバットにボールが当たってから1塁に到達するまで。
フォロースイングからバットを置くロスを引いたら、
ボルトに勝てる可能性はあると思います。
100mなら敵うはずもない。何mも差をつけられて負ける相手に27mなら勝てるかもしれない。
なのに、100mの人のような陸上的走法を教えられがち。
ここが大きな問題点です。
では、どういう走り方がいいのか。