どういう走り方が27mに適しているのか。
ボルトが100mを走るとき、60~70mでマックススピードに到達します。
6段変則の自転車を想像してください。
スピードに乗ってギア6で走っているときが1番スピードが出ます。
止まっている状態からギア6で漕ぎ始めると、重くてなかなか進みません。
スピードに乗るまでに時間がかかります。
塁間は短いので、ギア6でスピードに乗るまで漕いでいる暇はありません。
MAXスピードを迎える前に1塁に到達してしまいます。
ギア1で回転数を上げて、すぐスピードアップ!!
ギア2→3まで持っていきます。
まずはギア1で回転数を上げてギア2にすることから。
回転数が全てと言ってもいいです。
歩幅を大きくすることはギア3からです。
歩幅は小さく。ヒザも高く上げず。腕も高く上げない。
とにかく回転を速く!回転数を多く!
近本選手。
ビザの位置は低く。
腕もコンパクトに小さく。
歩幅は小さく。
足のスペシャルリスト周東選手。
ヒザは低く。
腕は小さく。
足の長さに歩幅が合ってないぐらい歩幅は小さく。
ひたすら回転数!
盗塁王3回 西川選手。
西川選手も同様に、ただただ回転数。
野球の走法は陸上のきれいなフォームと違うことがわかってもらえましたか?
各選手の共通点として手とヒザが近い。
この走り方のコツは
自分のヒザの前で手とヒザで小さく速く丸を書くこと。
これで君もスピードスター!!
是非、試してみてください。